□ 69 sixty nine | 村上龍 | 集英社 | 1987

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― in the year 1969

「アダマは、1960年代の終わりに充ちていたある何かを信じていて、その何かに忠実だったのである。その何かを説明するのは難しい。その何かは僕達を自由にする。単一の価値観に縛られることから僕達を自由にするのだ。」

これがその時代に流れていた空気感。

村上龍で「69」だからアッチのことじゃないかと思ってしまうが、そうではなく、1969年の地方都市(佐世保)を舞台に、著者の分身である受験をひかえた高校3年生が巻き起こす「闘争と祭り」を綴ったグラフィティ、自らが「こんなに楽しい小説を書くことはこの先もうないだろうと思いながら書いた」と述べているようなポップ感にあふれた作品で、2004年には宮藤官九郎の脚本で映画にもなっている。

1969年は、20世紀の折れ目だ。
まるでジェットコースターのような1年、何かが終わり、何かが始まった。

そのとき高校生だった彼はフェスティバルに熱狂し、その余韻はおそらく40年後の今も身体の奥底に残っているだろう。そのときその熱狂をうらやましく見ていた中学生は、そのうらやましさをずっと引きずっている。

アダマが信じていた「何か」とは、ひとことでいえば「ROCK」だ。
1969年、ROCK は、単に音楽のジャンルではなく、atttude (個人が世界に立ち向かうときの姿勢)そのものだった。

そのことを、ジャニスはこう歌ったんだ。

"freedom is just another word for nothing left to lose."

造反有理。

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